トップページ > アントシアニンとブルーベリー「アントシアニンの分類2」

ブルーベリーは、アントシアニンやビタミン、ミネラルなどを豊富に含み、抗酸化力の強いアンチエイジングにピッタリの果実です。中でもアントシアニンは目を癒し、目の力を回復させるポリフェノールとして人気です。そうしたニーズに応えるべく、各メーカーからブルーベリー・サプリメントが提供されていますが、このサプリメントは一粒でブルーベリー数十粒以上の効果を持つ、なかなかの優れものです。

アントシアニンとブルーベリー

ブルーベリー比較/口コミ人気ランキングが提供するアントシアニンとブルーベリー。今回は「アントシアニンの分類2」です。

アントシアニンの分類2



ブルーベリーの中でも特にビルベリーに豊富に含まれるアントシアニン(Anthocyanin)ですが、どのように分類されるのでしょうか?

前回に引き続きアントシアニジンの構造を元にした分類の概要と、アシル化および複合体形成の有無を元にした分類、および食品関連分野で関心のある食用植物を元にした分類を紹介します。

3.分子間で複合体を作っているアントシアニン(Complex anthocyanins)

a.コピグメントしたアントシアニン(Copigmented anthocyanins)

 花や果実のアントシアニンは色素そのもの、あるいは共存するフラボノイドやタンニンなどの化合物とコピグメンテーションし、分子間で複合体を形成していることがあります。

 コピグメンテーションにより、アントシアニンは濃色化、青色化、安定化などの効果を受けます。コピグメンテーションは多種の植物の花で観察されますが、一般に結合が弱いため複合体をそのままの形で取り出すのは不可能とされています。

b.メタロアントシアニン(Metalloanthocyanins)

 これは金属イオンとキレートを形成しているアントシアニンです。現在知られているのは、ツユクサ花弁青色色素コンメリニン(Commelinin)、ヤグルマギク花弁青色色素プロトシアニン(Protocyanin)、アジサイ花弁青色色素などです。

 いずれも、鮮やかな青色を呈しており、複雑な構造をもつことが明らかにされつつあります。フラボノイドとコピグメンテーションしたうえに、金属イオンとキレート結合した超分子構造を取っており、かなり安定であるため、取り出して結晶化が可能な場合もあります。

 コンメリニンはマロニルアオバニン(M)とフラボコンメリン(F)がそれぞれ6分子、同種および異種分子同士の分子間コピグメンテーションにより会合し、さらに2分子のMg2+と錯体を形成した構造〔M6F6Mg2〕6−をしています。

 同様に、プロトシアニンはスクシニルシアニン(Su)とマロニルフラボン(Mf)、Mg2+およびFe3+の複合体〔SU6MRMgFe〕です。アジサイ花弁青色色素はDp3−glc と3−p−クマリルキナ酸、さらにAl3+が会合した構造をしていると推定されています。

c.その他のアントシアニン

 フラボノイドやタンニン成分との重合などより高分子化したアントシアニンで、分子量や構造が明確でない場合が多いです。

 大麦の発酵でできた紫色の安定な色素ホルデミンや赤ワイン色素などが代表的です。


4.食用植物によるアントシアニンの分類

食用植物のアントシアニンはシアニジン系配糖体が圧倒的に広く分布することがわかっています。

また、果実には特徴的に、葉や花にはまれな3−samおよび2o−xy1・rutや2G−glc・rut が存在することがわかっています。

また、ブドウはヨーロッパ系(V−vinifera)は3−glcのみを含み、アメリカ系(V−labrusca)とアジア系(V−amurensis)は3−glcと3・5−diglcの両方を含むのが特徴です。

花色素と比べるとアシル化アントシアニンは少なく、特に複雑な構造のものは少ないです。

紫キャベツ、紫ヤム(アラタニン AlataninA〜C)、紫サツマイモ(YGM−1〜6)にはジアシル化アントシアニンを、紫ジャガイモ(ペラニン Pelanin)やペタニン(Petanin)、シソ(マロニルソソニン)、ブドウ、ナス(ナスニン)にはモノアシル化アントシアニンを含みます。

いずれも、比較的安定で食用色素などに利用されています。

より安定で機能性の高い花色素のポリアシル化アントシアニン類や高分子化したアントシアニンの食品への利用も、未利用資源の活用という意味からこれからの魅力あるテーマだと考えられます。

参考になさってください。

さて、これからご紹介していきますが、いろいろと嬉しい働きがあるアントシアニンを手軽に効率よく摂れるものとしてブルーベリーが有名です。しかし残念ながら日本の食習慣では毎日ブルーベリーを欠かさず食べることは困難です。特に効果が期待できるような量を毎日食べるのは現実的には不可能なのではないでしょうか?

そうした時に頼りになるのがブルーベリーサプリメントです。これなら毎日、手軽に飲むことができますし、多すぎず、少なすぎない適量を摂ることも容易です。

いつまでも若々しくいたい方や、目の不調にお困りの方、目の健康維持に関心がある方は一度、ブルーベリーサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

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