トップページ > アントシアニンとブルーベリー「生合成とカルコンシンターゼ」

ブルーベリーは、アントシアニンやビタミン、ミネラルなどを豊富に含み、抗酸化力の強いアンチエイジングにピッタリの果実です。中でもアントシアニンは目を癒し、目の力を回復させるポリフェノールとして人気です。そうしたニーズに応えるべく、各メーカーからブルーベリー・サプリメントが提供されていますが、このサプリメントは一粒でブルーベリー数十粒以上の効果を持つ、なかなかの優れものです。

アントシアニンとブルーベリー

ブルーベリー比較/口コミ人気ランキングが提供するアントシアニンとブルーベリー。今回は「生合成とカルコンシンターゼ」です。

生合成とカルコンシンターゼ



ブルーベリーの主要成分であるアントシアニンは、多様なフラボノイド生合成経路の一つを経て生成されます。

フラボノイド生合成の一方の素材となるp−クマル酸は、芳香環生合成経路(シキミ酸アロゲン酸経路)を経て生成される芳香族アミノ酸の一種であるフェニルアラニンに由来します。

フェニルアラニンは、次に脱アミノ化反応を受け桂皮酸(シナミックアシド)を生じます。

この過程に関与する酵素がフェニルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL)です。

桂皮酸は次に桂皮酸水酸化酵素(C4H)により4位が水酸化されてp−クマル酸が生じ、さらにCoAリガーゼの働きでp−クマロイルCoAが生成されます。

また、もう一方の素材となるマロニルCoAは、アセチルCoAからアセチルCoAカルボキシル化酵素の働きで生じます。

この両者がフラボノイド骨格形成の素材となって、諸酵素の働きでアントシアニンも含む多様なフラボノイドが生成されます。

1.カルコンシンターゼ(CHS)

1分子のp−クマロイルCoAと、3分子のマロニルCoAの縮合反応によりカルコンが形成されます。

この過程を触媒する酵素がカルコンシンターゼ(CHS)です。

CHSは1972年パセリの培養細胞で発見されて以来、フラボノイド生合成の重要なカギ酵素であることがわかってきました。

この縮合反応の結果生じる最初の化合物については、フラバノンであるか、それともカルコンであるかの議論がなされ、同酵素は一時フラバノンシンターゼと呼ばれたこともありましたが、最終的には反応生成物がカルコンであることがわかりました。

その後、植物の成長に伴う本酵素の活性変動、UV照射および障害などの各種ストレスが本酵素の活性発現に及ぼす影響など、本酵素に関してこれまで数多くの研究が行われてきています。

また、本酵素は分子生物学的にも詳しく研究され、各種の植物からCHSのcDNAがクローニングされています。

さらに、mRNAへの転写制御機構などについても現在解明されつつあります。

参考になさってください。

さて、これからご紹介していきますが、いろいろと健康に嬉しい働きがあるアントシアニンを手軽に効率よく摂れるものとしてブルーベリーが有名です。しかし残念ながら日本の食習慣では毎日ブルーベリーを欠かさず食べることは困難です。特に効果が期待できるような量を毎日食べるのは現実的には不可能なのではないでしょうか?

そうした時に頼りになるのがブルーベリーサプリメントです。これなら毎日、手軽に飲むことができますし、多すぎず、少なすぎない適量を摂ることも容易です。

いつまでも若々しくいたい方や、目の不調にお困りの方、目の健康維持に関心がある方は一度、ブルーベリーサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

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