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ブルーベリー丸分かり辞典

ブルーベリー比較／口コミ人気ランキングが提供するブルーベリー丸分かり辞典。今回は「ブルーベリーで白内障予防」です。

ブルーベリーで白内障予防

ブルーベリーはツツジ科に属する北アメリカ原産の果樹で、その果実は名前の通り濃い青色をしています。成分としてはアントシアニンやビタミン、ミネラルなどを豊富に含み、老化の原因である「酸化」を防いでくれる、アンチエイジングにピッタリの果物です。

中でも特にブルーベリーを人気の成分にしているのが水溶性の色素であるアントシアニン色素です。これはポリフェノールの一種ですが、特に目の健康を維持し、目の力を回復させてくれる成分として有名ですね。

目の中で光に反応する組織として「ロドプシン」という色素体があります。光を受けると、このロドプシンが瞬時に分解・再合成されることにより、光が電気信号に変換され、脳に伝わっていくわけですが、目が疲労や加齢によりだんだんこのロドプシンの分解・再合成サイクルの働きが悪くなると、目がチカチカしたり、かすんで見えにくくなってしまいます。

目の健康を維持するためには、このロドプシンの働きを維持することが重要なわけですが、アントシアニンにはこのロドプシンを活性化させ、分解・再合成サイクルを円滑に働かせる機能があります。この機能により、アントシアニンには疲れ目の予防や改善、視力回復を促す効果・効能がある、というわけです。

そんな目にうれしい効果のあるアントシアニンですが、白内障の予防効果があることが分かってきました。

白内障とは目の中でレンズの働きをする水晶体がにごってしまい、目が白くなってしまう病気ですね。レンズがにごるわけですから、当然、視力が低下することになります。

ではなぜ水晶体がにごるかと言うと、水晶体は人間のほかの組織と同様にたんぱく質でできていますが、これが長年の紫外線などの影響によって変性してしまうからですね。日光に当ることで物が変色することがよくありますが、それと同じことが水晶体にも起こりえるのです。

白内障になると上記の通り視力が低下するほか、ものがぼけやたり、かすんだりと、正確に見る機能が劣化してしまいます。これは生活の質への影響という意味でも大変やっかいな事態です。

そんな気になる白内障ですが、アントシアニンには白内障の予防効果があるのです。というのもアントシアニンには強い抗酸化力があるからですね。

白内障を引き起こすのが水晶体のたんぱく質の変性ですが、これは長年の紫外線の蓄積などにより活性酸素が生まれ、細胞を酸化、つまり老化させていくことによって起こります。

逆に言えばこうした細胞の老化を抑えれば白内障になる可能性が低くなりますが、アントシアニンはその強い抗酸化力により、活性酸素の働きを弱めてくれるのです。

実際、白内障となったマウスにアントシアニンを与えたところ、そうでないマウスと比較して白内障の進行が抑えられたという実験結果も発表されています。

白内障は病気というよりは細胞の老化現象の１つなので、誰にでも発症しえます。８０歳を超えるとほぼ全ての人で発症するとされています。そんな誰も避けては通れない白内障を少しでも和らげ、抑えるためにアントシアニンの重要性はますます高まっていると言えそうです。

ちなみにアントシアニンを豊富に含む代表的な植物と言えばブルーベリーですが、これはブルーベリーが白夜などの紫外線を大量に浴び続ける環境の中で、種子を酸化＝老化から守るために果肉にアントシアニンをたっぷり溜め込む必要があったからですね。

いつまでも目の健康を維持したい方は一度、ブルーベリーサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

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