トップページ > ブルーベリー丸分かり辞典「医薬品としてのブルーベリー」

ブルーベリーは、アントシアニンやビタミン、ミネラルなどを豊富に含み、抗酸化力の強いアンチエイジングにピッタリの果実です。中でもアントシアニンは目を癒し、目の力を回復させるポリフェノールとして人気です。そうしたニーズに応えるべく、各メーカーからブルーベリー・サプリメントが提供されていますが、このサプリメントは一粒でブルーベリー数十粒以上の効果を持つ、なかなかの優れものです。

ブルーベリー丸分かり辞典

ブルーベリー比較/口コミ人気ランキングが提供するブルーベリー丸分かり辞典。今回は「医薬品としてのブルーベリー」です。

医薬品としてのブルーベリー



ブルーベリーはツツジ科に属する北アメリカ原産の果樹で、その果実は名前の通り濃い青色をしています。成分としてはアントシアニンやビタミン、ミネラルなどを豊富に含み、老化の原因である「酸化」を防いでくれる、アンチエイジングにピッタリの果物です。

その中でも特にブルーベリーを人気の成分にしているのが水溶性の色素であるアントシアニン色素です。これはポリフェノールの一種ですが、特に目の健康を維持し、目の力を回復させてくれる成分として有名ですね。

目の中で光に反応する組織として「ロドプシン」という色素体があります。光を受けると、このロドプシンが瞬時に分解・再合成されることにより、光が電気信号に変換され、脳に伝わっていくわけですが、目が疲労や加齢によりだんだんこのロドプシンの分解・再合成サイクルの働きが悪くなると、目がチカチカしたり、かすんで見えにくくなってしまいます。

目の健康を維持するためには、このロドプシンの働きを維持することが重要なわけですが、アントシアニンにはこのロドプシンを活性化させ、分解・再合成サイクルを円滑に働かせる機能があります。この機能により、アントシアニンには疲れ目の予防や改善、視力回復を促す効果・効能がある、というわけです。

今では、そうした働きが広く知れ渡るようになり、世界中で愛される食材へと育っていますね。

さてそんなブルーベリーですが、ヨーロッパでは医薬品として承認されているものがあるのをご存知でしょうか?

1974年以降、ブルーベリーはイタリアやフランスで複数の医薬品として承認を受けていますが、イタリアで認められた医薬品としての効能は以下の通りとなっています。

・毛細血管保護
・胃および十二指腸潰瘍の治療

意外にも認証当時は、血管や胃腸の保護・治癒効果が注目されていたわけですね。

その後、このブルーベリーや、ブルーベリーに含まれるアントシアニンの効能の研究が進み、今では以下のような効果が認められています。

・視覚改善
・毛細血管保護
・血管拡張
・抗潰瘍
・循環器系機能改善
・抗炎症
・抗酸化

どれも健康にとってうれしい作用ですね!

これらの作用の中でも、特に注目されているのが上記の通り視覚改善作用ですが、医薬品として承認される前の1964年の海外での実験では、アントシアニンを摂取した後、網膜の暗順応速度や、薄明かりの中の視力が顕著に改善された、とのことです。

最近では、イタリアでの実験で、近視の42名の被験者に15日間、1日160mgのブルーベリーエキスを投与したところ投与前と比較して近視に顕著な改善が得られた、という試験結果も報告されています。

具体的な医薬品としては、以下のようなものが主に利用されています。

・テジェンヌ : 毛細血管の脆弱状態や胃潰瘍・十二指腸潰瘍に効果。
・メモヴィスス : 眼精疲労を伴う肉体的・精神的疲労に効果。
・アントシン : 強い近視や夜の視力低下に効果。
・フォトレティン : 夜間視力の障害、網膜脈管障害に劾果。
・ディフラレル : 血管障害、網膜症、近視、夜盲症状に効果。

日本でサプリメントとして人気が出るはるか以前から、ヨーロッパでは、ブルーベリーやアントシアニンの効果が注目され、着実に研究が進められてきた、ということですね。

いつまでも若々しくいたい方や、目の不調にお困りの方、目の健康維持に関心がある方は一度、ブルーベリーサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

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